PR DESK

オフィスコム腰楽の口コミは?ハイバックとローバックの違い

1万円以下でオフィスチェアを探していると、オフィスコムの「腰楽」が候補に挙がります。人気ランキングでも4位に入っている定番モデルです。

ただ、実際に買おうとすると2つ並んでいます。ハイバック9,990円とローバック9,490円。差は500円です。この500円で何が変わるのか、公式の商品ページを読んでもはっきりとは書かれていません。

そして楽天のレビューを読むと、評価は4.23と高いのに、繰り返し出てくる不満が2つあります。これを知らずに買うと後悔する可能性がある内容でした。

この記事は、オフィスコムの公式サイトに載っている仕様と、楽天のレビュー423件の傾向を調べて書いたものです。価格・スペックはすべて2026年7月31日時点で確認しました。

結論:多くの人はローバックで足ります

先に答えを書きます。

差額500円で変わるのは、背もたれの高さと、背もたれ上部の素材だけです。 腰を支える機構(ダブルランバーサポート+ウェービングベルト)は両方に同じものが付いています。 「腰楽」という名前の由来になっている部分に差はありません。

背中の上部まで預けて寄りかかりたい人はハイバック、そうでないならローバック、という選び方になります。ローバックのほうが2kg軽く、奥行きも6cm小さいので、狭い部屋なら積極的にローバックを選ぶ理由もあります。

ただし、買う前に必ず確認してほしいことが2つあります。 レビューで繰り返し指摘されている座面の高さクッションのヘタリです。特に座面の高さは、身長によっては返品できないまま合わない椅子が届くことになります。後述します。

ハイバックとローバックの違い

公式に載っている数値を並べます。

表は横に長いため、横にスワイプ(PCは横スクロール)してご覧ください。

ローバック ハイバック
税込価格 9,490円 9,990円
外寸 幅590×
奥560×
高930〜1030mm
幅620×
奥620×
高1090〜1190mm
座面高 440〜540mm 440〜540mm
重量 12kg 14kg
背の素材 ポリエステル
メッシュ・
スチールパイプ
ポリエステル
メッシュ・
PVCレザー
スチールパイプ
ランバー
サポート
ダブル
(可動式)
ダブル
(可動式)
ロッキング 背座一体・
強度調節可
背座一体・
強度調節可
肘掛け 固定肘
(着脱可)
固定肘
(着脱可)
ヘッドレスト なし なし
耐荷重 記載なし 記載なし
保証 1年 1年

出典:腰楽 ローバック腰楽 ハイバック(いずれも確認日 2026-07-31)

500円の差は「背の高さ」と「上部の素材」

表のとおり、腰を支える部分は完全に同じです。ダブルランバーサポートも、ウェービングベルトも、可動式である点も変わりません。ロッキングの機構も同じです。

違うのは3点だけでした。

1つめは背もたれの高さです。 全高で160mm、座面高が同じなので背もたれ自体が約16cm高くなります。肩甲骨の上あたりまで支えられるかどうかの差です。

2つめは背もたれ上部の素材です。 ハイバックにだけ PVCレザー が使われています。メッシュだけでなくレザーが混ざる構造で、見た目の印象も変わります。ただし公式には、この素材が具体的にどこに使われているかまでは書かれていませんでした。

3つめはサイズと重量です。 ハイバックは奥行きが6cm大きく、2kg重くなります。組み立て後に位置を動かすことを考えると、この2kgは意外に効いてきます。

どちらにもヘッドレストはありません。 ハイバックという名前から頭まで支えられると期待すると違います。頭を預けたい場合は、この価格帯では条件を満たせません。

座面奥行の調整は、どちらにもありません

背もたれに腰をつけて座ったとき、膝裏と座面の前縁に指2〜3本分の隙間ができるのが目安とされています。ここが合っていないと、腰を前に出して座る癖がついて背もたれが機能しなくなります。

腰楽には、この座面の前後位置を調整する機構がありません。 公式ページに記載がなく、確認できませんでした。座面の奥行きが体格に合うかどうかは、届いてみないと分からない部分です。

なお、上位モデルのYS-1にはこのスライド機構が付いています。調整幅を重視するなら価格帯が変わります。詳しくはオフィスコムYS-1の口コミと全8モデルの違いを調べた記事に書いています。

オフィスコム公式サイトで在庫と価格を見る ※ 公式サイトに移動します

口コミの傾向:評価4.23の裏にある2つの不満

楽天での総合評価は**4.23/5(レビュー423件)**でした(楽天 商品ページ、確認日 2026-07-31)。1万円以下のチェアとしては高い評価です。

確認できなかったこと: ローバック単体のレビュー件数と評価は見つけられませんでした。上記はハイバック(メッシュバックチェアー 腰楽 ハイバック)の数値です。

良い点として繰り返し出てくるもの

  • 組み立てが簡単。難しくなく、1時間かからずに完成したという指摘が複数あります
  • クセのない基本的な椅子として、価格なりに機能しているという評価

不満として繰り返し出てくるもの

ここが本題です。2つの指摘が繰り返し出てきます。

1つめは、座面がいちばん低い位置でも高いというもの。 PCデスクとの相性が悪い、という文脈で複数のレビューに出てきます。

これは仕様と突き合わせると理由が分かります。座面高の下限が440mmだからです。一般的な日本の学習机・PCデスクは高さ700mm前後で設計されています。身長が155cm前後の方だと、椅子の座面高は380〜400mm程度が適正とされる範囲に入ります。440mmは、その範囲より4〜6cm高いことになります。

つまり「不良品」ではなく、そもそも下限が高めに設定されている椅子だということです。ここは数値で事前に判断できます。

2つめは、座面クッションのヘタリです。 最初はクッション性があるものの、使い込むと急速にへたって板のようになる、という傾向が報告されています。

座面の素材は合板・ポリエステル・ウレタンフォームで、メッシュではありません。ウレタンフォームは使用時間に比例してへたる素材なので、長時間座る用途ではここが寿命を決めます。

そして重要なのは、このヘタリが保証の対象外だということです。 オフィスコムの保証規定には、対象外として「経年変化(摩耗、汚れ、クッションのヘタリ、生地の伸び)」が明記されています(1年間保証サービス、確認日 2026-07-28)。「2年でへたった」は保証されません。

上記は第三者のレビューサイトで繰り返し見られた指摘の傾向をまとめたものです。個々の使用状況によって感じ方は異なります。

買う前に確認しておきたい条件

返品は原則できません。 サイズ違い・イメージ違いは返品対象外で、通信販売のためクーリングオフも適用されません。不具合の連絡は到着後6日以内です。

つまり「座面が高すぎた」は返品理由になりません。 これが、この記事でいちばん伝えたい点です。座面高440mmが自分に合うかどうかは、買う前に、今使っている椅子の座面高を測って比べてください。 メジャーで床から座面までを測るだけです。

保証は1年ですが、会員登録してログイン状態で注文すると2年になります。 手間はかからないので必ずやってください。ただし前述のとおり、クッションのヘタリは期間に関係なく対象外です。

送料は税込3,300円以上で無料なので、この椅子なら送料はかかりません。組立はお客様組立で、六角レンチが付属します。

出典:よくあるご質問1年間保証サービスお届けについて(いずれも確認日 2026-07-28)

返品できない以上、座って確かめられるなら確かめたほうが確実です。 オフィスコムは全国11か所にショールームがありますが、平日10:00〜17:00のみで、展示は一部製品に限られます。所在地と注意点はオフィスコムの椅子の評判を調べた記事にまとめています。

向いている人/慎重になったほうがよい人

向いていそうなのは、1万円以下で腰の支えがある椅子を探している人です。ダブルランバーサポートが可動式でこの価格は、選択肢として妥当だと思います。座る時間が1日2〜3時間程度なら、クッションのヘタリも問題になりにくいはずです。

慎重になったほうがよいのは、まず身長が低めの人です。 座面高の下限が440mmなので、今の椅子がそれより低い設定で使えているなら、高すぎる可能性があります。買う前に必ず測ってください。

1日8時間座る人も慎重に判断してください。 座面がウレタンフォームで、ヘタリの指摘が繰り返し出ています。しかもそれは保証対象外です。長時間用途なら、座面奥行の調整が付くYS-1のような価格帯を検討したほうが、結果的に安くつく可能性があります。

頭を預けたい人も対象外です。 ハイバックにもヘッドレストはありません。

まとめ

腰楽のハイバックとローバックの差額500円は、背もたれの高さ(約16cm)と上部のPVCレザー、そしてサイズと重量の違いです。腰を支える機構は完全に同じなので、「腰楽」の名前の部分で迷う必要はありません。背中の上まで預けたいならハイバック、そうでなければローバックで十分です。

楽天での評価は4.23/5(423件)と高い一方、繰り返し指摘されているのは座面がいちばん低くしても高いことと、座面クッションが早くへたることの2点でした。前者は座面高440mmという数値から事前に判断できます。後者は保証の対象外です。

返品は原則できません。 注文する前に、今使っている椅子の座面高を測って440mmと比べる。これだけで、いちばん多い失敗は避けられます。

夜の環境についてはミクロガードについて調べた記事にも書いています。

オフィスコム公式サイトで在庫と価格を見る ※ 公式サイトに移動します

この記事の出典

確認日を明記したものを除き、すべて2026年7月31日に確認しました。